西往寺の行事

西往寺の行事

修正会 元旦
春季彼岸法要 春分の日前後3日間
大施餓鬼法要 8月3日
盂蘭盆会 お盆参り 8月上中旬
秋季彼岸法要 秋分の日前後3日間中
十夜法要 12月上旬
毎月 別時念佛会 25日 法然上人命日
大法要 年番御忌大法要 8年毎(門中法要)
年番中法事大法要 8年毎(門中法要)

春秋彼岸法要

お彼岸は、それぞれ春分、秋分の日を中日としての一週間をいい、日本独特の行事です。西往寺では、期間中に彼岸法要をお勤めします。お彼岸の行事は、聖徳太子の時代からといわれていて、平安時代初期から朝廷で行われ、江戸時代に年中行事化されたという歴史があります。お浄土に居られるご先祖様や大切な人に思いを馳せ、夕日が沈むその先にある西方極楽浄土でいつか必ず再会が叶うことを願い、お念仏をしっかりとお称えする期間です。

大施餓鬼法要

施餓鬼会は、釈尊に教えを請い、寿命を延ばすことのできた阿難尊者の説話にもとづく行事であり、その求めに応じて釈尊が示された修法が施餓鬼会のはじまりとされています。そして餓鬼だけでなく、先祖代々や広く無縁の諸精霊を供養し、また同時にみなさん自身の福徳延寿を願います。

盂蘭盆会(お盆)

お盆は、日本人にとって生活サイクルの一部ともいえる行事の一つで、祖先の御霊をまつり、その冥福を祈る行事です。その由来は「盂蘭盆経」というお経によるとされています。阿弥陀様のお導きにより、お浄土で仏様として私たちを見守って下さるご先祖様が、年に一度私たちの家に帰ってこられます。心を込めておもてなしを致しましょう。

十夜法要

十夜法要は、浄土宗で最も大切な経典の一つ『 無量寿経 』の巻下に、「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」と説かれていることによって、その教えを実践する念仏会です。西往寺では、例年12月初旬にお勤めし、阿弥陀さまのお慈悲に感謝する法要です。

修正会

修正会とは、「正月修める法会」で、年頭に当たり天下泰平・五穀豊穣などを祈ります。浄土宗の場合は、「無量寿経」に説かれる「天下和順 日月清明 風雨維持 災厲不起 国豊民安 兵戈無用 崇徳興仁務修礼譲」(仏の赴くところ、天候は穏やかになり、太陽も月も清らかに輝き、雨風もちょうどよく、災害や疫病も起こらない。国は豊かに栄え、戦争が起こることもない。人々は他人の良いところを尊び、思いやりながら、つとめて礼儀正しくし、また譲り合う)を唱え、諸仏の護念を祈念する法要です。 本堂で、参詣の皆様とお勤めを致します。

別時念佛会

別時念佛会とは、日時を定めて、身体や心を清浄にして念仏行に励む意識をもち、ひたすら阿弥陀さまのみ名を称え、念仏を常に称え続け、お念仏によって心をきよめる行事です。西往寺では、法然上人の月命日にあたる毎月25日の午後3時から1時間ほどのお勤めを致します。

年番御忌大法要

年番御忌大法要は、東部組8ケ寺の門中寺院が当番制で毎年2月19日から25日までの七日間にわたりお勤めする法要です。西往寺にとっては、8年に一度廻ってくる大切な法要で、当山檀信徒のみならず門中各寺院からも参詣され、盛大に執り行われます。「御忌」は、求道研鑚の日々を送り、念仏信仰をあまねく広めた法然上人のお徳を偲び、感謝の気持ちを捧げる法会です。心を込めて、ともどもに「南無阿弥陀仏」とお念仏をお称えしましょう。

年番中法事大法要

年番中法事大法要は、東部組8ケ寺の門中寺院が当番制で毎年お勤めする法要です。この法要も8年に一度当山に廻ってきます。法然上人のお徳を偲ぶ法要を勤めたり、五重相伝会を開筵しています。